オリオン溶接機は、1台5役のマルチ溶接機。
5種類の溶接モードが溶接加工を変えます。

スタンダードモード
STD mode
様々な用途に使用できるモードです。指輪などの溶接や肉盛りや巣埋め修理などに使えます。

マイクロモード
MICRO mode
精密溶接のためのモードです。薄い材料や、精密な場所に最適な溶接を可能にします。従来のアーク溶接機では、出来なかった小さな丸カンやデリケートな溶接が可能。

ナノモード
NANO mode
超精密溶接モード。従来難しかった繊細な溶接もアークスポットで可能にしたモードです。50μまでの溶接が可能。繊細な物に適した機能です。最高5ジュールまで出力可能。

タックモード
TUCK mode

ピコモード
PICO mode
新たに200iは、「ピコモード」を搭載。ナノモード以上の繊細な溶接が可能になりました。200iのパワーは、従来出来なかった大きな溶接も可能にしています。

ウルトラモード
ULTRA mode
新たに200i/150iには、「ウルトラモード」を搭載。今まで出来なかった大きなワークの溶接を可能にしました。
オリオンは、パルス-アーク溶接機とタック溶接機が組み合わさったマルチ溶接機です。この組合せにより、今までのアーク溶接で得た加工工場の不満を大幅に解消します。アーク溶接の前に、タック溶接モードで、仮付けが出来るため、正確な位置への溶接を可能にします。パルスモードでは、4つのモードを搭載(※200iの場合4モード。機種によりモード数はが違います。)「スタンダードモード」 「マイクロモード」 「ナノモード」 「ピコモード」溶接のスポットの大きさとパルス幅が違う溶接ができます。従来機だと、スタンダードモードのみなので、細かい作業に不向きでしたが、Orion溶接機は、色々なmノードがある為、繊細な溶接から大きな製品の溶接まで可能にしています。

スタンダード モード
様々な用途に使用できるモードです。溶接や肉盛りや巣埋め修理などに使えます。

マイクロ モード
精密溶接のためのモードです。薄い材料や、精密な場所に最適な溶接を可能にします。従来のアーク溶接機では、出来なかった小さな丸カンやデリケートな溶接が可能となっています。

ナノ モード
精密溶接モード。従来難しかった繊細な溶接もアークスポットで可能にしたモードです。50μまでの溶接が可能。繊細な物に適した機能です。最高5ジュールまで出力可能。。

タック(仮着) モード
新たに仮着モードが追加されました。銀の仮着も可能のハイパワーモード。ピアスのポスト付けや、タイタックの溶接など従来のアーク溶接では、難しかった作業を快適に変えてくれます。

Orion溶接機を使った、新しい加工方法
オリオンを使って、簡単な製品の取り付けを行っています。4モードをすべて使って、溶接しています。①仮着モードで溶接物にピンを仮着します。→②仮着ができた部分をアークモードでしっかり溶接します。→③Micro(マイクモード)で丸カンを溶接します。

連射・連続溶接機能搭載。
連射で時間と強度の向上。
高額なレーザー溶接機と同様な連射機能を追加。アークスポット溶接機で不可能とされていた、連射機能が150iには搭載されました。より早く、安定した溶接が可能です。200iには、連射溶接以外にも連続溶接機能も装備連射機能と連続機能の違いは、下記の図を参照。※分かり易くした図なので、詳しくは問合せください。




パルス波形オプション装備。
パルス波形を変えることが出来るオプションです。
高額なレーザー溶接機などに搭載されているパルス波形切替機能搭載。パルス波形を変えられるオプションは、溶接作業を大きく変える大事な機能です。ワンショットの溶接波形を6種類から選択可能。金属に応じて波形を変えることにより、よりスムーズな溶接が可能になりました。パルス波形を変えることにより、溶接点の形成と熱に加わる力を調整することができます。

先端と溶接の関係。
パルス波形を変えることが出来るオプションです。
ハンドピースの先端には、タングステンの先端を取付けます。タングステンもOrion溶接機で最高のパフォーマンスを発揮できる独自の針になっています。タングステン針は、消耗品です。1本で2000発程度スパークが可能です。1本@\500程度で経済的です。
タングステンの先端形状が溶接の品質に大きくかかわります。先端が鋭い針状などスポット径が小さく溶接深度が高い溶接が可能です(写真②参照)。 先端形状が尖ってなければ、スポット径が広い滑らかな溶接になります。
(写真③参照) どちらの形状も溶接方法や素材により使い分けることが出来ます。
綺麗な溶接をするには、針のように尖った先端を保つことが大切です。下記写真のように付属のダイヤモンドホイールで数秒研磨することで、いつでも綺麗な先端を作ることができます。 通常では使用しませんが、下記の図の様に、先端の角度で溶接することも可能です。